無視できないデジタルマーケティングのトレンド７つ（Inc.より）

2010年に禅のソーシャルメディアマーケティングを出版したShama Hyderさんが今年アメリカのナッシュビルで開かれたInc.での講演で話した、デジタルマーケティングのトレンド７つについて、Inc.のサイトに掲載されている内容を訳して簡単にまとめてみました。

（どうでもいいですが、アメリカ人って、ほんと、禅、好きですよねぇ。。。）

１．アイデアベースのエコスステム

Hyder氏によると、人々がソーシャルメディアを利用する目的は、自分自身を飾る、こと。
ソーシャルメディアで人々が示すのは、「私が誰であるか」ということ。
よって、企業は、自らのブランドを顧客のアイデンティティーと結びつける事ができた時、成功する。



２．コンテンツの収集と集合

昨今、人々は、情報枯渇から情報過多の状態に。しかし、UpworthyやPinterestのように、特定のトピックに関する頼れる情報源となれば、人々は自らそれを探しだしてくれる。



３．動画で売る

インターネットユーザーは、記事を読むより30分の動画を観る。マーケティングのツールに動画を利用していないのなら、大きな損失。動画を通じて直接購買行動に移る顧客も増加している。例として、Target（米大手ディスカウントストア）のFalling for youキャンペーン。この動画にでてくる様々な商品がオンラインで購入することができる。


４．四面革命

顧客は複数のデバイス（テレビ、携帯、パソコン、タブレットなど）を同時に使う事が多い。今後2～5年以内は同時に使うデバイスの数は増加すると見込んでいる。よって企業は、複数の画面上でどう顧客と交流するのか、絶えず途切れる人々の意識（注意）とどう付き合うのか、を見出さなければならない。



５．デジタルシグナルを読み解く

Hyder氏によると、企業は、分析を通じて顧客を理解しどうすれば彼らに伝わるか、はとても重要。
例えば、（ウェブサイトへの）アクセスの半分が携帯電話からなのに、サイトが携帯電話向けに最適化されていないのであれば、アクセスの半分を失うということになる。



６．ソーシャルリテラシーの必要性

全社員が、ソーシャルメディアについて精通すべき。全員が、クリエーターであり、キュレーターであり、コネクターであれ。そして企業は、機敏であること、集合体を形成すること、順応すること、に注力すべき。
何より、顧客に関係するコンテンツを投稿すべき。



７．背面のエンジニアリングの力

マーケティングのアイディアに関しては、企業は自分達の産業・分野を超えて考えるべき。時に、自分達の競合他社が思っても見ない優れたマーケティング戦術を、他業界の企業が行っているかもしれない。



出典元：The 'Giant Selfie' and 6 Other Digital Marketing Trends to Watch by Bobbie Gossage, Inc.com
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